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タッチタイピングの基本
タッチタイピング練習の基本を説明します。
本章は、テキスト「キーボード練習」(現在制作中)に対応します。
2.1 姿勢
文字を書く姿勢が大切なように、キーボードの操作の習得には正しい姿勢が大切です。
テキストに述べた姿勢を守るように、指導してください。

(テキストは、現在制作中です。)

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2.2 パームレストの利用

タッチタイピングの習得に、指の構え方は特に重要です。
指を構える準備として、手の甲とキーボードの面がほぼ同一の平面になるように、パームレスト、アームレストなどで高さをそろえて下さい。



最近のキーボードは感度が良く、思わないキーが押せてしまうことがあります。
キーボード操作に慣れないうちは、軽く触れたつもりがキーを押してしまうことになりがちで、ホームポジションに指を置いて軽くキーに触れることを難しくしています。

キーボード操作時は、パームレストで手の甲を支えながらキー操作をするようにします。
キー操作の疲れが軽減でき、また、キー操作に早く慣れることができます。
手の甲の一部をこのようにして支えることで、ホームポジションに指を置き、軽くキーに触れることができるようになります。

また、ノートパソコンとデスクトップパソコンを使う人にとって、出来るだけ同じ条件でキー操作することが上達のためには必要です。
パームレストを使うことで、その条件を満たすことができます。

パームレストとキーへの指の負荷のかけ方
キー操作待機中 手をパームレストに置き(10割)、指はホームポジションキーに軽く触れる。
キーを押す時 手をパームレストに置き(7割)、打つ指を浮かして目的のキーを押す。

※適当なパームレストが手に入らないときは、キーと同じ厚さの本を置いたり、板を適当の長さに切って使ってください。

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2.3 指の構え方


指は、左手をASDF、右手をJKL;のキーに乗せて構えます。
(これらのキーをホームポジションといいます。→次章で説明。)
指は、二つ目の関節で折り曲げ、キーの上で立てるように置きます。
上図のように、手とキーボードの間に卵を入れて握るような感じで構えます。
筆を立てて書くのと同じで、上段、下段のキーへ指が運びやすくなります。

人差し指、中指、薬指、小指のすべてのキーがこのように置けるように試してください。
小指が置きにくいときは、小指側の手の甲をキーの方へグッと近づけると、置きやすくなります。
小指は、なおざりにされがちですが、小指もきちっと正しく構えることが大切です。

キーの上に上図のように手・指を構えて指を@Aの方向へ動かしてみてください。
キー操作の基本となる指の動きです。
キーを押すときは、「ポン」押してすぐ離してください。
押しすぎると何回も押したように連続して文字が入ります。
「ポン」「離す」という感覚です。

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2.4 ホームポジション
左手の小指、薬指、中指、人差し指を A、S、D、F キーへ
右手の人差し指、中指、薬指、小指を J、K、L、 ; キーへ

キーボードに指を構えるときは、それぞれの指を上記のキーの上で構えます。
手元を見ずにキーを操作するためには、いつも基準の位置で指を構えることが大切です。
(以下は、実際にキーの上に指を置いて実際に操作を試しながら読んで下さい)

「Y」は右手の人差し指で押しますが、押し終わったら、元の基準の位置、「J」の位置へ戻すことが大切です。
「Y」は「J」の位置から左斜め上の方向へ約30o伸ばしたところにあります。

この「方向」と「距離」への指の運動を繰り返すことで、「Y」を押す操作が自然に身につきます。
「Y」を押すたびに「方向」「距離」が違うと、正しく身につきません。
同じ「方向」「距離」の運動を繰り返すことにより、身体が覚え、キーを見ずに打てるようになるのです。

「Y」を押した人差し指を元の位置へ戻すには、押した指以外の指を動かさないことが大切です。
押す指以外のホームポジションに残す指のことを「アンカーキー」と呼びます。
「Y」を押すとき右手の「中指」「薬指」「小指」がアンカーキーです。
アンカーキーがホームポジションに残っているので「人差し指」を「J」へ戻すだけで、両手がホームポジションに戻ります。

このように、ホームポジションは、「指を戻すための基準位置の役目」と「指の無駄な動きを防ぐ役目」を果たします。

キーを押す前は、ホームポジションに構え、押す指以外はホームポジションに残し、キーを押し終わったら、キーを押した指を素早くホームポジションのもとの位置へ戻します。
このようにホームポジションは、「準備の状態でキーボード上で構えるための位置」であり、「最短距離でキーを押すための位置」であり、素早く「元の構えに戻るための役目」も果たしています。

キーを押したら素早く元の位置へ戻り、元の構えに戻す。

タッチタイピングをマスターする最も大切な秘訣です。

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2.5 指の動かし方のパターンは「5つ」だけ
五十音をタイピングするために必要なキーは23文字です。
この23文字は「5パターン」の指の動かし方に慣れるだけで、すべて操作できます。
「5パターン」の指の動かし方に慣れてください。

運指表

(1)ホームポジション (左手4文字、右手3文字=7文字)
ホームポジションに構えたままでタイプできます。「押して」「離す」感じです。
ホームポジションでは、立てた指の基本の形を崩さないように注意します。
このホームポジションの位置で ASDF JKL の7つの文字を分担します。
(2)人差し指 (左手5文字、右手5文字=10文字)
人差し指は、動きやすい指なので左手で5つ(RTGBV)右手で5つ(UYHNM)
合計10のキーを分担します。
(3)中指 (左手1文字、右手1文字=2文字)
左手でE,右手でIそれぞれ1文字づつです。
斜め左上へキー1つ分(約17o)動かします。軽く浮かす感じで動かします。
(4)薬指 (左手1文字、右手1文字=2文字)
左手でW、右手でO 薬指もたったの1文字づつです。
斜め左上へキー1つ分(約17o)動かします。軽く浮かす感じで動かします。
左、右いずれも人差し指はホームポジションに残し、薬指を中心に、中指、
薬指二本の指を少し上方へ開く感じで伸ばします。
(5)小指 (左手1文字、右手1文字=2文字)
左手でZ、右手でP 小指もたったの1文字づつです。
小指は動かしにくいキーですが、構えるときに小指もしっかりと立てるように
構えていれば、指を移動させると同時に、少し手首を持ち上げるか、
あるいは軽くひねることで、タイピングできます。
このとき人差し指、中指、薬指はホームポジションに残すように心がけます。

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2.6 キーまでの距離と方向
ホームポジションから目的のキーまでの移動距離は次の通りです。
ホームポジションから動かして打つ必要のあるキー16種類のキーのうち、移動距離が17mmのもの12種類、20mmのもの2種類、30mm、34mmのもの1種類ずつ。
この16種類のキーの「方向」と「距離」を繰り返し操作することで、タイピングが習得できます。
「あいうえお」の「書き方」に比べると、比較にならないぐらい簡単です。
基本を守らずに簡単に押すだけでキーが打ててしまうことが、かえってタッチタイピングの習得を妨げていると言えるのではないでしょうか。



17mm
W 17mm
17mm
17mm
  20mm
  17mm
  34mm
  20mm
17mm
  30mm
  17mm
  17mm
  17mm
17mm
17mm
17mm

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